20代でも体力&新陳代謝が衰える!
苺やブルーベリーで脳を活性化
20代のうちから少しずつ新陳代謝と体力は変動していきます。
「まだ若いから大丈夫」と思っていると30代前半から若年性アルツハイマー型認知症のリスクも高まります。
そこで、若いうちから誰でもできる認知症対策として、果物が挙げられます。
果物は栄養素やビタミンも豊富。
その研究を行っていたのが、アメリカのブリガム&ウィメンズクリニックの研究所です。
被験者の高齢女性を対象とした研究結果では、苺を食べない人よりも、約2倍の認知症予防効果があることが2012年に証明されました。
ベリー系の果実には、アントシアニジンが多く配合されています。
アントシアニジンは、勉強と記憶維持に役立つ脳の海馬の酸化を防ぐ働きをします。
苺やブルーベリー1週間に2食以上食べる頻度が、1ヶ月に1食分未満の人に比べ、1週間に1食分以上の人出認知機能低下平均より少ない結果も証明されています。
苺には、有害アミノ酸を撃退する、ホモシステインの作用が働きます。
血液中のホモシステインの濃度が低下し、認知症以外でも動脈硬化と脳梗塞も未然に防ぐことができるのです。
ブルーベリーや苺にはフラボノイドという物質が豊富に含まれており、ストレスや炎症の軽減にも役立ちます。
アメリカの健康サイト「MyHelthNewsdaily」によると、ブルーベリーと苺は極めて、認知機能低下の予防に繋がることが発表されました。
ブルーベリーにはアントシアニン色素が含まれ、有害な活性酸素を抗酸化作用でブロックしてくれますよ。
また、シミと皺などの加齢による皮膚トラブル、癌、脳卒中など病気の予防になるので、若いうちから積極的に取り入れましょう。
ブルーベリーを朝食に取り入れたとある一般家庭では、親の認知症レベルが診断当時よりも改善したという事実も。
苺やブルーベリーを朝食やヨーグルトに取り入れることがおすすめです。
若い女性は特にダイエットのために甘い物を軽減しようとすることが多いです。
苺とブルーベリーで楽しく認知症予防に繋がりますね。
カマンベールチーズが認知症予防に?
秘密は白カビにあり?
男性も女性もこよなく愛する、カマンベールチーズ。
私も大好きでよく食べていますが、この馴染みのカマンベールチーズが認知症予防に活かせる食べ物に変わります。
なんとこの研究結果を2015年にて、キリンなどの大手企業が公表。
おつまみやサラダで使われることが多いカマンベールチーズ。
白カビの部分にはオレイン酸アミドと、デヒドロゲエルゴステロール作用が働くことで、認知症を引き起こす原因分子、アミロイドβを激減させたことが研究で判明。
また、脳内で免疫細胞を活性化させ、アミロイドβの除去にも役立ち、ミクログリアが活発化するとの結果も出ました。
運動機能が低下した人も、カマンベールチーズを食べることで運動機能改善効果が証明されました。
カマンベールチーズと赤ワインは認知症対策に
赤ワインを沢山飲んでも平気ってほんと?
さらに、赤ワインとカマンベールチーズを適量に摂取すると、人の脳にある流動性知能が高まることが、10年間の研究結果で判明。
なんと、赤ワインは通常は1日200ミリ以上、最高で500ml摂取しても認知症予防に繋がるとのこと。
お酒好きにはうれしい朗報ですね。
赤ワインに配合されたポリフェノールと抗酸化作用によって、老化促進を予防、動脈硬化を防ぎ、高血圧にも効果的です。
これはワインの名産地フランスのボルドーの某大学の研究結果によって証明されました。
赤ワインを毎日グラスで3〜4杯飲んでいる人が全く飲まない人よりも、5分の1の割合で、アルツハイマーにかかりにくい結果が出たのです。
さらに、赤ワインはポリフェノール効果が働くことで、アルツハイマーの原因とされるたんぱく質を分解してくれますよ。
カマンベールチーズには哺乳類の脳内で形成されるBDNFが活性化し、栄養素として脳に届きます。
記憶をつかさどる海馬にBDNFが行き届くことで、記憶力や気力が上昇していく効果が期待されます。
免疫力の向上、カマンベールチーズに含まれるビタミンAがドライアイや目の病気に効果作用があります。
ビタミンB12の効果により、新陳代謝を活発にし、カマンベールチーズは脂肪分がありながらも、痩せやすくなります。
まとめ
・認知症は20代から対策し、アントシアニンやホモシステインが配合された苺やブルーベリーは若者が積極的に取り入れやすい
・カマンベールチーズの白カビに含まれるオレイン酸アミドと、赤ワインに含まれるBDNFが認知症予防だけでなく、流動性知能の向上にも効果的です。
・カマンベールチーズと赤ワインには、認知症を引き起こしやすいアミロイドβを激減させ、カマンベールチーズに配合されるビタミンB12は、目の病気と痩せやすい体型を維持できます。